きのこの力で腸内美人♪

きのこの力で腸内美人♪

腸は体の免疫の60~70%を担っている部分であるといわれています。
また、腸内環境が悪いと、肌荒れを起こすことも…。免疫力を高めてキレイでいるためには“腸内環境”がキーワードになりそうですね!

腸内美人

腸の働き

腸の働きを簡単にいうと「体のデトックス」です。
体の中の不要なものをどんどん排出させる働きをしています。この働きが衰えてしまうと便秘となり、体の中に老廃物がどんどんたまってしまうようになります。
すると、たまった老廃物に含まれる有害物質が血管に吸収され、全身を巡って肌荒れにつながることもあります。
さらに、腸は全身の約60~70%にあたる免疫細胞が常に異物の排除に励んでいます。
腸内環境が悪化すると免疫細胞が元気に働くことができなくなり、免疫力の低下につながりやすくなります。

腸を元気にする食材

腸を元気にするためのオススメなのがきのこ類です。
きのこ類は水溶性の食物繊維が豊富で腸内の善玉菌のエサとなったり小腸における糖質、コレステロールの吸収抑制作用があります。

また、きのこ類の炭水化物はβグルカンという不溶性食物繊維で大腸の運動の活性化や排便回数の増加などの働きがあるといわれています。

さらに、血中コレステロールや血糖値、血圧、中性脂肪を低下させる他にも抗アレルギー作用、抗腫瘍作用にもる働きがあると報告されています。

このほかにも、ビタミンでは紫外線に当たることによりビタミンD2に変換されるエルゴステロール(プロビタミンD2の一種)が含まれています。
よって、天日干しの干ししいたけや干しきくらげにはビタミンD2が豊富でカルシウムの吸収を促進させ骨粗鬆症などの予防にもなると言えます。

色々きのこ

おすすめレシピ

いろいろきのこと小松菜の胡麻和え

材料名 分量(6人分)
好きな生きのこ 200g
小松菜 200g
A白すりごま 大さじ1
Aめんつゆ 大さじ1
A砂糖 大さじ1
いろいろきのこと小松菜の胡麻和え
作り方
  1. きのこはほぐし、小松菜は3cm程度に切る。
  2. フライパンできのこ→小松菜の順で弱火で焼く。
  3. ②がしんなりしたら、熱いうちにAと合わせる。

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する「裏食Do!」(アメブロ)Instagramなどもぜひお楽しみに!!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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