「緑内障」とは、網膜に映った像を脳に伝える視神経が障害され、視野が欠けていく病気です。
それまで視力のあった人が、病気や怪我によって視力を失う中途失明の原因第一位です。40歳以上の方の20人に1人は緑内障と推測されています。
多くの場合、5~30年ほどかけてゆっくりと進行し、外側から中心に向って視野が欠けたり狭くなったりしていきます。そのため、視野が欠けていることに気づきにくいという特徴があります。
緑内障は、神経が障害を受けることで発症します。視神経が傷つく原因の一つが「眼圧」です。眼圧とは、眼球の形を維持するために必要な内側から外側へ向ってかかる圧力のことをいいます。眼圧は、毛様体でつくられる「房水」の量によって一定に保たれています。房水は角膜と水晶体の間を流れて、最後は隅角にあるシュレム管と呼ばれる排水口から血管に流れ込みます。
しかし、房水の流れが悪くなり眼の中の房水の量が増えると眼に強い圧力をかけるようになります。眼圧が高くなることで視神経乳頭を強く圧迫し、視神経が傷付き、視野が欠けたり失明するなどの障害を招くようになります。
緑内障にはいくつかの種類がありますが、代表的なものは、隅角が閉じてしまう「原発閉塞隅角緑内障」と、隅角は開いているにもかかわらず房水が上手く排出されずに目詰まりを起こす「原発開放隅角緑内障」です。そして、原発開放隅角緑内障の一種と考えられているのが、眼圧が正常値でも発症する「正常眼圧緑内障」です。
実は、これが日本人に一番多い緑内障です。原因は不明ですが、視神経の抵抗力が弱く、正常眼圧でも傷付いてしまうことや、視神経の血液循環が悪いことが影響しているのではないかと考えられています。
栄養素 | 作用 | 多く含む食べ物 |
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ビタミンE | 抗酸化作用、抗ストレス作用 | うなぎ、アーモンド、アボカド、かぼちゃ など |
ビタミンC | 抗酸化作用、抗ストレス作用 | パプリカ、ブロッコリー、キウイ、イチゴ など |
ビタミンA | 抗酸化作用 | レバー、魚介類、にんじん、かぼちゃ |
ポリフェノール | 抗酸化作用 | チョコレート、カシス、ブルーベリー、赤ワイン、トマト、はちみつ |
抗酸化作用のあるブルーベリーとはちみつの2食材だけを使い、夏にピッタリなとっても簡単で美味しいレシピをご紹介します!ぜひ作ってみて下さい♪
今回は、ブルーベリーを使ったレシピです。
ブルーベリーの旬は6~8月です。ブルーベリーは、熟すにつれて実が大きく、濃く(黒く)なります。実が大きくふっくらとしていて、軸の付け根まで黒く色づいているものを選ぶのが美味しいブルーベリーを見分けるポイントです!
また、表面にブルームと呼ばれる白い粉が付いているものを選ぶとよいでしょう。ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、抗酸化作用があるほか、目の疲労をやわらげ視力低下を防ぐ効果があります。
材料(保存用) | 分量 |
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ブルーベリー | 50粒 |
はちみつ | 60g |
エネルギー(1回分):65kcal