音とは、空気の振動です。耳は、この振動を集めて脳に音の情報を送る器官です。
飛行機に乗ると耳が詰まるという経験をしたことはありませんか?
こんな時、唾をゴクンと飲み込むと解消されます。
これは、耳と喉がつながっていて、空気の換気をしているからです。
また、風邪をひいて鼻が詰まっていると、耳閉感が強まることからも、耳と喉と鼻がつながっていることが分かります。
このように、耳と喉、鼻は相互に影響を与えるため、「耳鼻咽喉科」という診療科目が存在します。
最初は高い音が聞こえづらくなり、徐々に日常会話や低い音が聞こえにくくなる傾向があります。
聞こえにくさは、左右の耳に差が見られないのが特徴です。
また、音は聞こえるけれど、何を言っているかが聞き取れないこともあります。
家族の声が聞き取りにくい、包丁で野菜を切ったり鍋でグツグツ煮物を作ったりする音が聞こえない、鳥が鳴く声や風で木々の揺れる音が聞こえないなどの生活音が聞こえづらくなると、人とコミュニケーションを取りにくくなったり、外的な情報が入ってこなくなることで、認知症のリスクが高まる危険性があります。
また、外出時に信号の点滅音や車のクラクションが聞こえにくいことによって、大きな事故の原因にもなりかねません。
加齢によって聴神経に情報を送る蝸牛や聴神経が障害を受けたり、血管の障害が起きて耳の血流が低下することによって音の伝達が悪くなり、聞こえにくくなります。
蝸牛の有毛細胞は、年齢とともに劣化していきます。
その原因は、主に動脈硬化です。
血液のめぐりが悪くなることで、有毛細胞に十分な酸素と栄養素が届かなくなると、有毛細胞の毛が抜け落ちたり、細胞自体が死んでしまったりします。
こうした結果難聴が発生すると考えられています。
最初は高い音が聞こえづらくなり、徐々に日常会話や低い音が聞こえにくくなる傾向があります。
聞こえにくさは、左右の耳に差が見られないのが特徴です。また、音は聞こえるけれど、何を言っているかが聞き取れないこともあります。
加齢によって聴力が低下した場合、生理的な変化として治療の対象にならないこともあります。
聞こえづらさを感じたり、周りから「テレビの音が大きい」「電話で話す声が大きい」などの指摘があったりしたら、聴力検査を受けて補聴器が必要であるか判断してもらいましょう。
夏が旬のかぼちゃは、ビタミンEを多く含み、血行を良くしてくれます。
また、粘膜を丈夫にしたり、抗酸化作用もあるため、免疫機能を高めます。
鮮やかな色のパワーで血液のめぐりを良くしましょう。
かぼちゃの旬は6~9月です。
老人性難聴の予防や進行を遅らせるためには、血液循環を改善し年齢ともに不足しやすい栄養素の十分な補給もポイントです!
ビタミンEは、血液循環を改善する代表的な栄養素です♪
かぼちゃにはビタミンEが豊富に含まれているので、積極的に摂りましょう。
高齢になると栄養素の吸収が悪くなってくるので、サプリメントでの補給もおススメです。
材料(5人分) | 分量 |
---|---|
かぼちゃ | 400g |
小麦粉 | 120g |
バター | 20g |
生クリーム | 1カップ |
牛乳 | 1カップ |
パルメザンチーズ | 大さじ4 |
塩 | 適宜 |
粗挽きこしょう | 適宜 |
エネルギー(1人分):470kcal