加齢黄班変性とは、その名の通り、加齢に伴って網膜にある黄班という組織が変性を起こす疾患です。黄班は網膜の中心部で、ものを見るために重要な役割を担う視細胞が多く集中しています。
加齢黄班変性は、高齢者の失明原因となる病気の一つであり、近年増加傾向にあります。
加齢黄班変性の主な症状は、下記のものが挙げられます。しかし、片方の目だけに症状が現れる場合は気付かないこともあり、さらに病状が進行したり、両目が発症して初めて気付くことも少なくありません。
加齢黄班変性を早期に発見するためには、日頃からセルフチェックを行うことが大切です。下図のチェックシートを使って、見え方を確認しましょう。
※下図のようにチェックシートが見える場合は、加齢黄班変性の可能性があります。
少しでも異常があれば、早めに眼科を受診するようにしましょう。
加齢黄班変性を予防するためには、禁煙が大切です。喫煙は、血液中にある抗酸化物質を破壊してしまいます。
そのほかにも、下記のことに気を付けるようにしましょう。
バランスの良い食生活は、目の健康を守る上で大切です。
今回は、目に多く含まれる抗酸化栄養素ルテインが豊富な春キャベツとほうれん草を使って、お浸しを作ってみましょう♪
春キャベツの旬は、3~5月です。
春キャベツに含まれるルテインは抗酸化栄養素で、網膜を光の酸化から守る働きがあります。そのため、加齢黄班変性や眼精疲労、老眼予防につながります。
また、外側の葉や芯の近くの葉に多く含まれるビタミンCは、抗酸化作用や免疫機能を高める作用があります。
キャベツを選ぶときは、葉の巻きがゆるやかで、みずみずしいものを選ぶようにしましょう。
材料(2人分) | 分量 |
---|---|
春キャベツ | 2枚 |
ほうれん草 | 1束 |
だし醤油 | 小さじ2 |
ごま | 大さじ1/2 |
エネルギー(1人分):71kcal