はしか(麻しん)は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性熱性発疹性の感染症です。
麻しんは、春から初夏にかけて多発し、主に幼児期にかかりやすいといわれています。
しかし、近年、30〜40代を中心にワクチンの接種回数が守られていないなどの理由から発症が多く報告されています。
はしかの症状は、麻しんウイルスの感染後、発病するまでに通常10~12日間の潜伏期があります。
症状の経過は、下記の通りです。
発熱(38度前後)、咳、鼻水、くしゃみ、結膜充血、目やになどの症状が現れ、熱が下降した頃には頬の内側にコプリック斑という白い小水疱が数個~数十個出現します。
※乳幼児は下痢や嘔吐が起こることがあります。
再び高熱(39~40度)となり、発疹が耳後部、頚部、顔、体幹、上肢、下肢の順に広がります。
再び高熱(39~40度)となり、発疹が耳後部、頚部、顔、体幹、上肢、下肢の順に広がります。
はしかの原因は、麻しんウイルスが感染することにより発病します。
麻しんウイルスの感染経路は、「飛沫感染」「空気感染」「接触感染」で、人から人へと感染していきます。
せきやくしゃみなどに含まれるウイルスを吸い込むことにより感染すること
飛沫の水分が蒸発して乾燥したものが空気中を浮遊し、それを吸い込むことにより感染すること
ウイルスが付着した手で口や鼻などを触れたことにより感染すること
はしかを予防するためには、予防接種が最も有効な予防法です。
予防接種により、はしかに対する免疫をあらかじめ獲得しておくことが大切です。
はしかは、妊娠中にかかると早産や流産のリスクが高くなってしまいます。
はしかを予防するためには、予防接種が効果的です。
しかし、妊娠中は予防接種をすることができないので、妊娠前に行う必要があります。
また、赤ちゃんへの影響を避けるために摂取後2カ月の避妊が必要とされています。
その他、はしかを予防するために下記のことに気を付けましょう。
「番茶梅干し医者いらず」といわれるように、古くから梅干しを入れた番茶を飲むと健康に良いと語り継がれてきました。
今回は、免疫力を高める梅とにんにくを使って、にんにく入り梅干し茶を作ってみましょう♪
塩分が気になる方は、減塩の梅干しを活用するとよいです。
はしか予防におすすめの食材は梅で、旬は、5月~7月です。
梅は、免疫細胞を活性化して免疫力を高める働きが明らかになってきています。
梅を選ぶときは、皮に傷がなく、色鮮やかなもの、一つひとつの粒が揃っているものを選ぶようにしましょう。
材料(1人分) | 分量 |
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ほうじ茶 | 300cc |
梅干し | 1個 |
おろしにんにく | 少々(お好みで) |
醤油 | 小さじ1/2 |
エネルギー(1人分):14kcal