まつ毛が短くなったり、まつ毛の本数が不足して不十分な状態のことを、まつ毛貧乏症といいます。
自分のまつ毛に何かしらの悩みを抱えている女性は多く、高機能なマスカラや付けまつ毛、まつ毛エクステを利用して見た目を補うこともできますが、使い方によってはまつ毛貧乏症につながることもあります。
まつ毛への意識がエスカレートする中で、クリニックでの診察や治療ができるようにもなりました。
まつ毛は、ゴミなどの異物の侵入を防ぎ、目を守る役割があります。
まつ毛の本数には個人差がありますが、上まつ毛は約100~150本、下まつ毛は約50~75本です。
まつ毛にも髪の毛と同じように毛周期があり、成長初期、成長期、退行期、休止期を1サイクルとしています。
一般的に、まつ毛の毛周期は早い人で約30日、遅い人で約100日といわれています。
まつ毛貧乏症は、新しい概念なので何をもって貧乏と診断するか、明確な基準はありません。
下記に当てはまることがあれば、まつ毛貧乏症の可能性があります。
まつ毛貧乏症になる原因には、下記のものが挙げられます。
など
丈夫で健やかなまつ毛を保つためには、まつ毛にダメージを与える習慣を控え、キレイなまつ毛を育てることが大切です。そのためにも下記のことを意識しましょう。
まつ毛の主成分はタンパク質ですが、健康なまつ毛を作り出すためにはビタミンやミネラルなどの栄養素も必要です。
身体の中からまつ毛を育てるためにも、バランスよく栄養素を摂取しましょう。
栄養素 | 作用 | 多く含む食べ物 |
---|---|---|
タンパク質 | まつ毛の主成分 | 赤身の肉、紅鮭、牛スジ |
ビタミンE | 血行促進 | アーモンド、すじこ、かぼちゃ、赤ピーマン |
ビオチン | 皮膚の再生、発毛促進 | 牛レバー、乾燥大豆、卵 |
ヨウ素 | 甲状腺の働き促進、発毛促進 | 昆布、わかめ、あまのり、いわし、さば |
わかめは栄養価が高い割には、カロリーが少ないこともあり美容食としても人気です。
今回は、生わかめと鮭、卵を使ってスープを作ってみましょう♪
まつ毛貧乏症にオススメなのはわかめで、旬は3~5月です。
わかめに多く含まれるヨウ素は、甲状腺ホルモンの働きを活性化し、新陳代謝が活発になるため、毛髪や爪、肌の健康を保つ働きがあります。
また、わかめは、「海の野菜」ともいわれ、ヨウ素の他にも食物繊維、カリウム、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCなどを豊富に含みます
材料(4人分) | 分量 |
---|---|
生わかめ | 30g |
鮭 | 2切れ |
水 | 300cc |
ほんだし | 小さじ1 |
醤油 | 大さじ2 |
(A) 卵 | 1個 |
(A) 片栗粉 | 小さじ1 |
エネルギー(1人分):217kcal