炭水化物(糖質)がエネルギーに変わる時に重要な働きをします。
炭水化物(糖質)の摂取量が多い人や、アルコールを多く飲む人は通常よりも多く必要となります。
ビタミンB1は脳や神経の大切なネルギー源となって、神経間で情報を伝えるための神経伝達物質の合成に必要です。
脳の中枢神経や手足の末梢神経の働きを正常に保つためにも役立っています。
豚肉、うなぎ、玄米、大豆 など
主食は、玄米や胚芽米、全粒粉パンなど胚芽つきのものがビタミンB1を多く含むため、おすすめです。また、ビタミンB1は水に溶けやすい性質をもち、加熱するといっそう溶けやすくなるので、汁ごと食べられる調理法が良いでしょう。
にんにく、ニラ、ねぎ、たまねぎなどの野菜には、アリシンという物質が含まれ、「アリシン」とビタミンB1がくっつくと「アリチアミン」という物質になります。
アリチアミンは水に溶けにくく熱にも強いため、調理による損失が少なくてすみます。
また、血液中に長く留まることができ、長時間利用されます。このため、効率よくビタミンB1を摂取することができます。