その時期にたくさん取れておいしく、栄養価も高い旬の食材を選びましょう。
例えば野菜や果物の場合、ハウス加温栽培では露地物に比べて数倍のエネルギーが必要となりますし、二酸化炭素の排出量を増加させてしまいます。 旬のものは新鮮でおいしい上に環境にも優しい食材なのです。
食 Do!オリジナルの「旬の食材カレンダー」でそれぞれの旬の時期をチェックし、エコに役立てましょう。
カレンダー「旬の食材カレンダー」はこちら→
フードマイレージ日本の食料自給率は2008年では41%で、ほとんどが輸入でまかなっています。 食べ物の生産地から食卓までの距離に着目し、輸送にかかる環境負荷の概念を「フードマイレージ」といいますが、2001年の日本のフードマイレージは世界第1位!2位韓国、3位アメリカの約3倍にもなっています。
生産地と食卓の距離をもっと縮めるには「地産地消」を意識することが大切です。できるだけ近くで取れる安全な食材を買うことで、輸送にかかるエネルギー消費を減らしましょう。
食べ物を買うときに気を付けたいのが「消費期限」や「賞味期限」を確認すること。
この「消費期限」「賞味期限」の意味をきちんと理解しておけば、エコにつながるのです。
フードマイレージ食べ物を買い過ぎて、結局痛んで捨ててしまう…そんなことはありませんか?日本で捨てられるごみの量は1人当たり1日でなんと約1kg。そのごみを処理するのにも膨大なエネルギーが必要です。
ごみの量を減らすためにも買い物は計画的にして、くれぐれも買い過ぎをしないように心掛けましょう。
フードマイレージレジ袋使用量は、日本全国で約470億枚、国民1人あたりでは年間390枚使っていることになります。これを石油原料に置き換えると1人あたり7.8リットル、なんとペットボトル約5本分にもなります。
また利用方法もそのほとんどが捨てられており、ごみの量を増やすことにもつながっています。
こうした資源の無駄をなくすためにも、買い物をする際には袋を持っていき、無駄な包装やレジ袋をなくすように心掛けましょう。