料理やお菓子作りの際、日常でよく使用する上白糖やグラニュー糖以外にもスーパーでてんさい糖やきび砂糖などみかけませんか?
私たちの生活になくてはならない砂糖ですが、種類によって何が違うのか、砂糖の中でも良い効果をもつ砂糖はあるのか、みていきます!
そもそも砂糖とは、さとうきびや甜菜などに含まれる「ショ糖」という糖分が原料になっています。
砂糖の種類は製造方法によって蜜を含む含蜜糖と蜜を含まない分蜜糖に分けられます。
原料から抽出した糖液を煮詰めて作られます。細かく精製されないため、原料のミネラル分が多く残っているのが特徴です。
原料から抽出した糖液を煮詰めて、遠心分離機などを用い、さらに砂糖の結晶と蜜を分けて結晶のみ取り出します。
砂糖は作り方によって含蜜糖と分蜜糖に分けられますが、エネルギー量に大きな違いはありません。私たちが日常で使用することの多いのは、分蜜糖である上白糖やグラニュー糖といったしっかり精製されたクセがない砂糖ですよね。
ただ、含蜜糖であるきび砂糖やてんさい糖はしっかり精製されていない分、カリウムやカルシウム、マグネシウム、鉄や亜鉛などのミネラルを含みます。
また、その中でもてんさい糖は腸内環境を整えてくれるオリゴ糖を含むため、良い効果を見込むことができます。腸内には免疫細胞が多く存在するほか、善玉菌の多い良い腸内環境は生活習慣病の予防、痩せやすさに繋がります。
さらに、てんさい糖やココナッツシュガーは血糖値の上昇の度合いを表すGI値も他の砂糖と比べて低い傾向があります。普段使っているものを置き換えることでからだの調子がよく感じることもあるでしょう。
もちろん、だからと言って砂糖の大量摂取は良くありません。
自分で料理をするとき、様々な種類の砂糖を試してみる程度が良いですね。