平均寿命と健康寿命の格差を縮めて健康に長生きするため、今から日常生活で取り入れたい習慣を紹介していきます。
今回はNo.2になります。
ぜひNo.1の方も併せて読んでみて下さい!
野菜から食べたほうがいいとよく耳にはするけど、お腹に入ればすべて一緒ではないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしベジファーストをとり入れるだけで同じものを食べていても吸収のされ方が違います。野菜に含まれている水溶性食物繊維が血糖値の上昇を抑えてくれたり、脂質を吸着して排出してくれたりします。
この働きにより肥満を防ぐことができ老化を予防することができるのです。野菜だけでなく、海藻類も水溶性食物繊維を多く含むので食事の最初に食べることをおすすめします。お腹がすいて好きなものからがっつり!という生活は今日でやめて食べる順番を意識した生活を送り若々しい体を保ちましょう。
殺菌力があり、体内の有害なものをデトックスしてくれるのが「硫化アリル」という香りの成分です。血液をさらさらにしてくれる作用ももつため動脈硬化の予防にもなります。加齢とともに動脈は硬くなるものなので積極的に取り入れたい成分になります。
硫化アリルはニンニク、ネギ、生姜、ニラ、ミョウガなどの香り成分として含まれています。生姜はさらに発汗作用も併せもっているため、デトックス効果抜群です。冷房で冷えやすくなるこれからの時期にはぜひ取り入れたい食品です。
「硫化アリル」を日々取り入れて老けないからだを目指しましょう!
オリーブオイルは動脈硬化を予防し血管をきれいにしてくれる不飽和脂肪酸が約70%を占めています。
また抗酸化作用のあるビタミンEやポリフェノールも含むため脂質の中でも取り入れたい脂質になります。
同じ脂質をとるのであればサラダ油たっぷりの揚げ物よりも、オリーブオイルを使ったサラダや、パンにマーガリンではなくオリーブオイルをつけるなど、食生活を変えてみましょう。特に「エキストラバージンオリーブオイル」は一番搾りのものなのでおすすめです。
ただ、エネルギー量の高い脂質であることは忘れずに日ごろの食事に少しプラスしたり、同じ油をつかうならオリーブオイルに変えてみたりという程度にしましょう。
女性ホルモンの1種である「エストロゲン」は生活習慣病の予防、骨を丈夫にする、肌や髪のツヤを保つ、生理、妊娠をコントロールするなどキレイを作る働きをしています。しかし、ストレスなどによりホルモン分泌バランスが崩れたり、更年期を迎え女性ホルモンの分泌が減ると脳からの分泌命令は出るものの、卵巣から実際にエストロゲンが分泌されず更年期障害が起きます。
このような症状を少しでも軽くするため、日ごろ趣味などでワクワク感を感じたり、映画やドラマなどで涙を流して感動すると脳に刺激を与え、女性ホルモンを安定させることができます。更年期障害によるイライラなどでストレスが溜まると自律神経が乱れホルモンバランスが崩れることは想像できるはずです。リラックスできる環境を作りましょう。
「NK細胞」という免疫細胞をきいたことはあるでしょうか。しっかりとした免疫力をもっていると風邪をひきにくかったり、口内炎などの炎症もできにくくなります。
そんな免疫細胞の一つに「NK細胞」があります。がん細胞も攻撃してくれる免疫細胞です。口角を上げるだけでもNK細胞の活性化に繋がると言われているため、仕事が立て込んでいたり、家事が大変なときでも自分が機嫌よくいられるように意識してみましょう。
日ごろ取り入れる食品はもちろん、気持ちの面からも若さを保てるような心掛けをしていきましょう。
ちょっとした習慣の積み重ねで未来の健康をつくっていきましょう!