雨も多いこの時期、気温や気圧の変化で体調を崩していませんか?
これから暑い夏が来る前に今が旬の夏野菜「そらまめ」を食べて元気に暑い夏を乗り切りましょう♪
字の通り夏に旬を迎える野菜のことですが、強い紫外線から身を守るために皮の色が濃いものが多いのが特徴です。
この皮の部分に含まれるβカロテンなどのフィトケミカルやビタミンC、ビタミンEには抗酸化作用などがあります。また、水分やカリウムなども豊富に含むものが多く、体温を下げるあるいはむくみなどを取る効果が期待できます。
夏野菜を食べて夏バテになると不足しがちな栄養素を防ぎましょう。
そらまめは世界中で食べられている食材の1つで、野菜としては未熟な若い豆を調理して食べるほか、完熟させた豆を乾燥させてお菓子の原料などにも使われます。ちなみに、中華料理に使われる調味料の豆板醬はそらまめと唐辛子を主原料に発酵させたものです。
そらまめは非常に厚みのある「そらまめのベッド」ともいわれるフワフワとしたさやに包まれています。調理前にさやから身を取り出して茹でたり、炒めて薄皮を剥いて食べるのが一般的です。
収穫時期によって「しっとり」と「ホクホク」の2種類に分かれます。お好みの食感で見分ける方法については後ほどご紹介いたします♪
糖質や脂質の代謝を促すビタミンB群が豊富、たんぱく質も多く肉や魚などの動物性のたんぱく質に比べ脂質が少なく、体づくりや暑さによる疲労感の蓄積を防ぎ、効率よくエネルギーに変えてくれます。
さらに、カリウムが含まれ体内の余分なナトリウムを対外に排泄させる役割があるので、むくみの解消にも効果が期待できます。
しっとり豆は収穫時期が早く、栄養を受け取っている成長途中のもので糖分や水分がたっぷりでみずみずしく、ホクホク豆は栄養補給が完了し、発芽の為に糖分がでんぷんに変わりホクホクとじゃが芋のような食感になります。
答えは「Yes」です。硬めの薄皮に覆われたそらまめですが、皮ごと食べることができます。薄皮には豆にない食物繊維やポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれています。
鮮度によって豆だけでなく薄皮の食感も変わってくるので、なるべく鮮度の良いものを選び調理するようにしましょう。
先ほど薄皮にも栄養素がたっぷり含まれているとお伝えしましたが、食感が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここで薄皮を使った簡単レシピをご紹介いたします。
材料名 | 分量 |
そらまめの薄皮 | 適量 |
片栗粉 | 少々 |
粉チーズ | 少々 |
※お好みでバジルやカレー粉など
そらまめの栄養価や食感別の見分け方は参考になりましたでしょうか?
茹でてもよし、焼いてもよし、揚げでもよし!薄皮付きの豆のまま調理しても美味しいのでお好みの食べ方を探してみてください。
栄養素を太陽の恵みをたっぷり受けた夏野菜「そらまめ」で、不足しがちなミネラルなどを補い、夏バテを未然に防いで暑さを乗り切りましょう。