最近話題になっている「バスクチーズケーキ」を皆さんご存知でしょうか?
バスクチーズケーキとは、ヨーロッパのバスク地方で食べられている、表面が真っ黒に焼かれているのが特徴のチーズケーキです。クリームチーズを使い、濃厚でカラメル部分が香ばしく、ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキを両方楽しめるような食感が大人気となっています。
バスクチーズケーキには、健康にも嬉しい栄養素も含まれていますが、取り過ぎも注意です。主な材料であるクリームチーズと卵の栄養素について見てみましょう。
クリームチーズをはじめとする乳製品には、骨や歯を形成するカルシウムが豊富に含まれています。カルシウムの摂取量が不足すると、骨量が減少する恐れがあるため、骨の健康を維持するために、カルシウムを多く含む食品を積極的にとりましょう。
バスクチーズケーキの材料であるクリームチーズと卵には、タンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質は、体の中のあらゆる場所に存在しており筋肉や臓器、皮膚、骨、毛髪などの主要成分として存在するほか、体の機能を調整するホルモンや酵素、抗体などの材料でもあります。
また、身体を動かすエネルギーのもととなるなど、さまざまな役割があります。
クリームチーズや卵には脂質も多く含まれています。
特にコレステロールは体に悪いイメージを持たれがちですが、人の体にとって必要不可欠な栄養素です。コレステロールは脂質の一種で細胞膜やホルモンのもとになります。
コレステロール値が低くなると、血管が破れやすくなったり、免疫力が低下するなどの弊害が心配されます。ただし過剰摂取は体に悪影響となりますので、適切な量を守ることが大切です。
クリームチーズにはビタミンが豊富に含まれており、特にとくにビタミンAが多く含まれています。
ビタミンAには、目や皮膚の粘膜の健康を維持するはたらきがあります。また、薄暗いところでの視力を保つ作用もあるため、目の健康維持には欠かせない栄養素です。
クリームチーズには、皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンB2も含まれています。
ビタミンB2の働きは、糖質や脂質、タンパク質(三大栄養素)のエネルギー代謝に関わっています。エネルギーの消費量が多い人ほどビタミンB2の必要量が増えるため、運動量が多い場合は積極的にとりましょう。