テーマは、「実は知らなかった!料理の基本!! 第4弾~調味料を使い分けよう~」です。
料理の幅を広げるために、調味料の種類や使い分けについて更に知識をつけましょう!
前回、砂糖とみりんの違いについてはお伝えしましたが、今回は砂糖の種類の違いと使い方にもついて説明します。
一口に砂糖といっても様々な種類があり、代表的なものは上白糖やグラニュー糖です。 上白糖はしっとりしていてコクがあり大変よく使われていますが、湿気を吸い取り固まりやすいという欠点があります。
グラニュー糖はサラサラしていて扱いやすく甘みは上白糖に比べてさっぱりしていると言われています。ですので、コーヒーや紅茶など香りを楽しむものに合わせるにはグラニュー糖が向いています。
同じお砂糖でも調味料にもそれぞれの特徴があるんですね。そのほかにもコクが非常に強い三温糖や和三盆糖黒糖などもあります。素材の味に合う砂糖を選んで調理することで料理がもっと楽しくなりますよ♪
揚げ物や炒め物にかかせない油ですが、様々な種類があります。家庭でもっとも使われているのはサラダ油で、特にキャノーラ油が一般的なようです。
サラダ油は低温でも液体の状態を保持するように作られており、味は癖がなく素材の風味を損なわないため調理にはピッタリです。
また、最近日本でも非常に一般的となったオリーブオイルはオリーブの実のフレッシュな香りと風味が特徴で、イタリア料理などには欠かせないと言われています。
オリーブオイルには過熱して使うのに向いている「ピュア」タイプと、火を通さずに生で食べるのに向いている「エキストラバージン」たいぷがあります。購入する際はぜひ表示を確かめてみてくださいね。
中華料理屋韓国料理で欠かせないゴマ油は、名前の通りゴマの香ばしい香りが特徴です。
ゴマを焙煎してから絞っているので、油の色が濃いほど味が深くておいしいと言われています。
酸化しにくく加熱に強いという特徴があるので、炒め物や揚げ物にも向いています。
バターやラードなどの油は非常にコクがあり風味が強いので、味のアクセントに少量使うのが望ましいでしょう。
黒コショウは強い辛みがあり、刺激の強い更新料です。肉料理、特にステーキやバーベキューのようなワイルドな料理にとても合うとされています。
白コショウは黒コショウに比べてマイルドですので、魚料理や鶏肉料理など繊細な風味を壊したくないときによく使われます。
また、素材の色を邪魔しないのでホワイトソースなど白さを引き立たせたい料理にもピッタリです。
2回にわたってご紹介した調味料の使い分けはいかがでしたでしょうか?
上手に使って料理の腕をもっともっと上げてしまいましょう♪