美肌食の第5弾は、「スーパー大麦」です。
食物繊維が豊富で美容にも良いと評判のスーパーフードの一つとして注目されている食品です。
今回は、大麦とスーパー大麦の違いや成分の特徴をご紹介します。
スーパー大麦の特徴として、普通の大麦に比べると水溶性食物繊維は約2倍、レジスタントスターチと呼ばれる難消化性デンプンが約4倍も多く含まれているといわれています。
スーパー大麦は消化酵素による分解を受けることなく、大腸まで届くと言うメリットがあります。
レジスタントスターチは、水にとけないデンプンの一種(難消化性デンプン)です。
消化されない(レジスタント)デンプン(スターチ)という意味で、糖質であるにもかかわらず食物繊維と同じような働きをします。
また、ビフィズス菌などの栄養となり、善玉菌を増やす働きに優れています。
国民健康・栄養調査によると、日本人の食物繊維摂取量は下がり続け、厚生労働省が策定した食事摂取基準の数値をここ数年下回っています(食事摂取基準2015年/50~69歳/男性20g/日、女性18g以上/日)。
毎日の食事では不足しがちな食物繊維を補うことが大切です。
大麦とスーパー大麦の違いはレジスタントスターチの含有量だといわれています。スーパー大麦にはレジスタントスターチが多く含まれています。
レジスタントスターチは良質の炭水化物で、小腸内で消化されにくく大腸の奥まで天然食物繊維を届ける事が出来るので、腸内環境の改善効果が期待されます。
腸内環境がよくなることで腸内の老廃物や毒素が効率的に体の外へ排出されますので、体内を毒素が巡りにくくなるというメリットもあります。
血液がキレイになって、その結果お肌の調子もよくなるという美肌効果も期待できます。
スーパー大麦をサラダに混ぜたり、白米と一緒に炊く簡単な方法もありますが、ここでは少しアレンジしたレシピをご紹介致します♪
材料名 | 分量(2人分) |
スーパー大麦 | 45g |
玉ねぎ | 40g |
にんじん | 20g |
ピーマン | 1個 |
トマト | 1/2個 |
にんにく | 1片 |
油 | 適量 |
A 塩 | 適量 |
A しょうゆ | 小さじ1 |
A トマトケチャップ | 12g |
A カレー粉 | 小さじ1 |