「とりあえずビール!」という言葉が定着している程、一杯目のビールは働く人の日々の疲れを一気にとってくれるパワーを持っています。
ビールは日常的に飲む機会が多いので、しっかりマナーを知って、健康的に楽しく飲みましょう!
日本では、ビールの定義を酒税法にて次のように示しています。
また、アルコール度については、3~8%くらいが多くを占めています。
ビールの種類は、原料や製造法などによっていくつかの種類にわけられます。
発酵中に酵母が液表面に浮かび上がる上面発酵酵母型と、発酵の終わりに酵母が沈殿する下面発酵酵母型にわけられます。
酵母などによる変質を防ぐために熱処理を加えたものを「ビール」、加えないものを「生ビール」と名称をわけています。
麦芽100%ビールと、麦芽50%以上を使用しその他副材料(米、コーンスターチ、ハーブやスパイス、フルーツなど)を使用したビールにわけられます。
(2018年4月の酒税法改正)
ビール好きにとって健康上気になるのが、ビール腹や高尿酸血症・痛風です。
ビール腹をつくるものは、ビールというより、から揚げなどビールと一緒に食べるカロリーの高いおかずです。
また、高尿酸血症・痛風が起こる原因は、ビールに多く含まれるプリン体といわれますが、実はプリン体よりアルコール(エタノール)量の方が影響が大きく、
プリン体もビールだけでなく、ビールと一緒に食べる魚介類や肉類などにも含まれます。
したがって、健康的にビールを飲むためには、飲む量は適量にし、おかずもカロリーの高い油ものや魚介類や肉類などに偏らないようにすることがポイントです。
お酒の席では、大人のためのビールマナーを実践しながら、飲みすぎ、食べすぎに注意して、賢く楽しくビールを楽しみましょう!