韓国料理は中華料理に似ている?!
いえいえ、そんなことはありません!今回は韓国料理の種類について、詳しくみていきましょう。
韓国料理では、ご飯物の組み合わせを飯床(パンサン)といい、この飯床におかずが何品付くかでご馳走度合が変わります。
普段は、ご飯にプラスして汁物、キムチ、肉や魚、野菜などのおかずが3つ揃った三楪飯床(サムチョプパンサン)か、おかずが5つの五楪飯床(オーチョプパンサン)基本です。
さらに、おかずの品数が七楪、九楪、十二楪と増えていきます。
日本の太巻きと似ていますが、韓国の海苔巻きは、ごま油と塩で味付けしたご飯に、野菜や肉などの色とりどりの具を巻いたもので、遠足や運動会などのイベントでの定番メニューです。
「ピビム」は「混ぜる」、「パプ」は「ご飯」の意味で、温かいご飯の上にナムル、炒めた牛肉や卵、海藻などをのせます。
さらにコチュジャンをベースにしたタレをかけて、全体をよく混ぜて食べるものです。
鶏肉をまるまる1羽煮込んだ鍋料理です。煮込んだ鶏肉はハサミで切りながら、薬味タレにつけて食べます。
スープにはニンニクやネギ、生姜を入れるので、美肌に大切なコラーゲンがたっぷりとれるだけでなく、体を温める料理として女性に人気があります。
「テンジャン」は「味噌」、「チゲ」は「野菜や肉、魚などを煮た鍋料理」の意味です。
イワシや牛肉、アサリなどでダシをとり、ジャガイモ、豆腐、長ネギ、青唐辛子などの具を入れて、韓国味噌で味付けします。
焼肉店などでは肉を食べた後に、テンジャンチゲとご飯が出てくることも多いです。
ポッサムとは茹でるか蒸した豚肉を、サンチュや茹でた白菜で巻いて食べる料理です。
お好みでキムチやニンニクなども一緒に包むこともあります。韓国では、前菜として出されたり、お酒のおつまみとして食べるのが定番です。
ワタリガニを塩やタレに漬けこんで熟成させた料理です。殻がついたままなので殻を歯で割って、中の身を吸い出すようにして食べます。
専門店もたくさんあり、韓国で愛されている料理の1つです。
韓国では、年配者と食事をするときは尊敬の念を表すのが伝統です。自分より年上の人は、入り口から最も遠い上席に案内しましょう。
また、食事のペースは年配者に合わせ、自分がまだ食べている途中でも年配者が食べ終わったら切り上げるのが基本です。