料理を美味しく感じるためには、見た目や香りは大切な要素です。
ハーブは色を添え、食材に香り付けをするので、特にイタリアンやフレンチでは欠かせない食材です。
今回は、ハーブを使って、料理にさらなる彩りと風味をプラスするポイントをお伝えします!
ハーブには、以下のような働きがあります。
家庭でも手に入れやすく、特に使われることの多いハーブはバジル、ローズマリー、パセリ、ローリエ、オレガノなどがあります。
高さ40~60cmほどのシソ科の植物です。種まきをして1.5~2カ月ほどで収穫できます。
トマトとの相性が非常によく、トマト料理には欠かせないハーブです。
このほかにも、肉料理、魚料理、パスタ、ピザなど幅広く活躍します。
生育のよいものは高さ1.8mにも達するシソ科の植物です。
かつてはイタリア、スペイン、ギリシャ、北アフリカなどの地中海沿岸に分布していましたが、今ではイギリス、アメリカなど世界各地で栽培されています。
すっきりとした強い香りを持ち、ラム肉や牛肉などの臭み消しとして利用されるだけでなく、鶏肉や白身魚、じゃがいもなど淡白な素材の風味付けにぴったりです。
セリ科の植物で、世界各地の料理に使われており、日本でも大変ポピュラーなハーブです。
料理にパセリを添えるのは、彩りをプラスするだけでなく、口の中をさわやかにする口直しとしての役割もあります。
クスノキ科の植物で、「ローレオ」や「月桂葉」とも呼びます。
古代オリンピックで勝利者のあたまにかぶせられたのが月桂樹の葉で作った冠であるという話は広く知られていますが、この月桂樹の葉がローリエです。
肉類や魚介類の生臭さを和らげ、爽やかで上品な香り付けに役立ち、カレーやシチューなどの煮込み料理には欠かせないハーブです。
また、乳製品との相性もよく、お菓子作りにも活躍します煮込み料理でローレルを使用する場合は、長時間煮込むと苦味が出てくるので、1時間ほどで取り除くようにしましょう。