みなさんはどんなパンが好きですか?パンにはたくさんの種類があります。
あんぱんや食パン、クロワッサンやバゲットなどのフランスパン、そのほか世界中の様々なパンを食べることができます。
今回はアメリカ・ニューヨークを中心に人気のあるベーグルについて調べていきたいと思います。
現在、アメリカや日本などで広く知られているニューヨーク式のベーグルの起源は、17世紀の終わり頃、ウィーンのユダヤ人のパン屋によって作られたといわれています。
オーストリアとオスマン帝国による戦いにおいての勝利を祝ってヨーロッパ軍総司令官でポーランド王のヤン3世に『ベーグル』を献上したといわれています。
アメリカ大陸では、東欧からユダヤ移民が多く移り住んだニューヨーク州に「コーシャ」というユダヤ教の戒律に従って処理した食材を使用したデリカテッセンが数多くあり、「コーシャ」食品の代表的なものである『ベーグル』は、1980年代を通じてニューヨーク州全体に急速に広まり、ニューヨーク式ベーグルとして、さらに各国に広まっていき一般的な『ベーグル』として定着しました。
日本では、1990年代の終わり頃からベーグルの製造販売や輸入販売が始まりました。現在では、ベーグル専門店だけでなく、パン屋や、スーパーマーケット、通信販売などで購入することができるようになりました。
ベーグルは、たんぱく質の含有量が高い強力粉、イースト菌、砂糖、塩、水から作られます。
他の一般的なパンと比較すると、ベーグルは基本的にバター、卵、牛乳を使用せずに作られるので、脂質・コレステロールが低いといえます。
また、ベーグルは一般的なパンと異なり、オーブンで焼く前に『茹でる』工程を加えています。
これは、茹でて加熱することにより、イースト菌の発酵を止めてオーブンで焼く時にこれ以上膨らまないようにするためです。
この工程により、どっしりとした重さの、もちもちとした噛みごたえのある独特な食感がうまれるのです。
ベーグルには、プレーンのもの以外に、生地に全粒粉や玄米を使ったもの、ケシの実やゴマやナッツ類、レーズンやクランベリーなどのドライフルーツ、刻みたまねぎやドライトマト、チョコレートやチーズを入れたものなど様々な種類があります。
ベーグルの一般的な食べ方としては、トーストしたものにクリームチーズを塗ったり、スモークサーモンやハム、チーズ、サラダなどをサンドする方法があります。
それでは、おいしく簡単に作れるベーグルサンドのレシピをご紹介します。
サンドする具材は混ぜ合わせるだけで簡単に作れます!!チーズや豆類、野菜などの具材をサンドすることにより、カルシウムやビタミン類、食物繊維など栄養価がぐっと上がります。今回はおすすめのレシピを2つご紹介いたします。
材料 | 分量(ベーグル2個分) |
木綿豆腐 | 100g |
ツナ | 30g |
水煮ミックスビーンズ | 50g |
A:塩 | 小さじ1/5 |
A:こしょう | 少々 |
A:マヨネーズ | 大さじ1 |
レタス | 適量 |
ベーグル | 2個 |
材料 | 目安量(ベーグル2個分) |
かぼちゃ | 200g |
くるみ | 20g |
クリームチーズ | 20~30g |
牛乳 | 大さじ1 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
ベーグル | 2個 |
みなさんもいろいろなベーグルや具材を試して、お気に入りのベーグルサンドを見つけてみられてはいかがでしょうか?