だんだんと暖かくなり、散歩をしたり外に出るのが気持ち良い季節になってきましたね。
春を代表する食品の1つであり、「ハーブの女王」と呼ばれる、よもぎについてご紹介します!
「よもぎ」とは?
よもぎは、日本をはじめとするアジア地域で古くから親しまれているハーブの一種です。キク科の植物で、茎や葉、花などを利用することができます。日本では、草餅の材料として有名ですね。
よもぎの栄養価
よもぎは、下記のようなビタミン・ミネラル・抗酸化成分などを豊富に含み、大変栄養価の高い食品です。
ビタミン
- ビタミンA:細胞の再生や免疫力の維持に関わる。
- ビタミンC:抗酸化作用があり、免疫力アップや疲労回復に効果がある。
- ビタミンE:血管を丈夫にし、血液の流れをスムーズにする効果がある。
- ビタミンK:血液凝固や骨の健康に関わる。
ミネラル
- カルシウム:骨や歯を丈夫にする。
- マグネシウム:筋肉や神経の働きに必要で、ストレス解消にも効果がある。
- カリウム:細胞内のバランスを整え、高血圧予防に効果がある。
ポリフェノール
- ルチン:血管を強化し、動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果がある。
- クロロゲン酸:抗酸化作用があり、血糖値の上昇を抑え、糖尿病の予防にも効果がある。
その他、よもぎには食物繊維なども含まれており、健康に良いといわれています。ただし、摂取量には注意が必要で、過剰摂取は身体に悪影響を及ぼすことがあります。また、アレルギーをお持ちの方は摂取を控えてください。
美味しいよもぎの選び方
よもぎは、葉がみずみずしく、葉の柔らかいものを選びましょう。また、自分自身で採る際には、よもぎの葉の繊維は強く硬いため、できるだけ若い新芽を採取するのがポイントです。
よもぎの下処理方法
- よもぎの葉を水で洗い細かいゴミを取り除き、水気をよく切ります。
- 固い茎の部分を取り除き、やわらかな葉先だけを使います。
- 沸騰したお湯に塩を少し入れ、よもぎは1分ほど茹でたら冷水にとり水気をよく切ります。
当協会管理栄養士 監修!よもぎのレシピ
とっても簡単!「よもぎの韓国チヂミ」レシピ
よもぎは、お茶や和菓子などに利用されることが多いですが、簡単で美味しい料理にも活かすことができます!
材料
材料 |
分量(2人分) |
薄力粉 |
1カップ |
卵 |
1個 |
水 |
1カップ |
よもぎの葉 |
1/2カップ |
塩 |
少々 |
ごま油 |
適量 |
作り方
- ボウルに薄力粉と卵を入れ、水を加えてよく混ぜます
- よもぎの葉を細かく刻み、ボウルに加えます
- 塩を少々加え、よく混ぜ合わせます
- フライパンにごま油を入れ、強火で熱します
- フライパンに③を流し入れ、広げて焼きます
- 焼き色がついたら、返して反対面も焼きます
- お好みで、たれ(ポン酢など)をかけてお召し上がりください
春の香りを感じる、よもぎを使って、ぜひつくってみてください♪
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