いよいよ来週末は節分ですね!今回は、節分に欠かせない「恵方巻」のレシピをご紹介します。みなさんは恵方巻の起源や食べ方のルールを知っていますか?何気なく食べている方も、知ることでさらに節分を楽しく過ごせるのではないでしょうか?
また、今回ご紹介するレシピは、カリフラワーライスで作る低糖質の恵方巻です!ダイエットや肥満予防のために糖質制限をされている方でも行事食を楽しむことができるので、ぜひ作ってみてください!
江戸時代から明治時代にかけて大阪の商人が商売繁盛を祈願し、節分に巻きずしを食べていたことが恵方巻の始まりといわれています。その後、1980年代に、とあるコンビニが節分に食べる巻きずしを「恵方巻」と名付けて販売を開始したことで、全国に広まったと考えられています。(諸説あります)
「恵方」とは、陰陽道(おんようどう)で、その年の干支に基づきその年の福徳を司る歳徳神(としとくじん)がいるとされる方角のことです。その年の最も良いとされる方角で、恵方の方向を向いて食べることで、縁起が良くなる、願いが叶うといわれています!
2023年の恵方は南南東です!
恵方巻には3つのルールがあります。(地域によって異なる場合があります。)
恵方巻きは切らず1本まるまる食べます。その理由は、「縁を切らない」ためといわれています。しかし、小さいお子さんや高齢者の場合、窒息の危険があるため、無理せず食べやすい大きさに切ってから食べるようにしましょう!
先述した通り、恵方には歳徳神(としとくじん)がいるとされています。方位磁石がない場合、方角がわかるスマートフォンのアプリもあります。恵方の方向を向いて願いを込めて食べましょう!
恵方巻を食べ終わるまでは、話してはいけないといわれています。途中で話してしまうと、「福が逃げてしまう」といわれているためです。
恵方巻の具材は「七福神」にちなんで7種類が基本となっています。
【例】
①きゅうり
②かんぴょう
③しいたけ煮
④桜でんぶ
⑤えび
⑥卵焼き
⑦うなぎ
最近では、7種類にとらわれず様々な具材を組み合わせた恵方巻が販売されています!
必ず7種類でないといけないというわけではないため、ぜひ楽しみながら選んでください!
恵方巻に欠かせないご飯ですが、糖質が気になる場合はカリフラワーでご飯の代用をすることができます!
カリフラワーライスとは、カリフラワーをご飯粒の大きさに細かく刻み加熱したものです。ご飯と比較し、エネルギーと糖質が抑えられ、不足しがちなカリウムや食物繊維などを多く摂取することができます!
カリウムはナトリウムの排出を促すため高血圧予防につながり、食物繊維は余分な糖や脂の吸収を抑えるため、生活習慣病予防にもぴったりです!
ご飯300gとカリフラワー300gの栄養価の比較
エネルギー(kcal) | タンパク質 (g) |
脂質(g) | 炭水化物(g) | カリウム(mg) | 食物繊維総量(g) | |
ご飯※1 | 564 | 10.5 | 1.5 | 131.7 | 84 | 0.4 |
カリフラワー※2 | 84 | 9 | 0.3 | 15.6 | 1200 | 8.7 |
※1水稲めしで計算 日本食品標準成分表2020年(八訂)
※2生で計算
カリフラワーライスは市販でも販売されていますが、とても簡単に作ることができます!
今回はカリフラワーライスの作り方と、カリフラワーライスをつかった恵方巻の作り方をご紹介します!
事前準備
<カリフラワーライスの作り方>
作り方
いつもと違う低糖質の恵方巻、ぜひつくってみてください!