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もうすぐクリスマスですね。クリスマスなどパーティーで食べる機会の多いピザ。糖質と脂質が高いイメージがありますが、ちょっと工夫するだけで、“体に優しい”ピザに大変身します！今回はご自宅で簡単につくれるピザを紹介します。今すぐにレシピを見たい方はこちら

オートミールの栄養価は？

オートミールとは、オーツ麦（日本語では燕麦(えんばく)と呼ばれる）という穀類を原材料として作られたものです。オートミールは精製せず、外皮を残したまま加工される全粒穀物であるため、栄養豊富です。糖質は小麦の7割ほどと少なめで、ダイエット食としても注目されています。

また、食物繊維が豊富に含まれていて善玉菌のエサとなることで腸内環境の改善が期待でき、便秘の改善に繋がります。水溶性食物繊維であるβ-グルカンが糖や脂質の吸収をおだやかにしてくれるので、血糖値の急上昇を抑えられる他、血液中のＬＤＬ（悪玉）コレステロールを低下させる効果もあります。β-グルカンは水分が加わるとドロドロになるため消化に時間がかかって満腹感が持続し、また消化管ホルモンの分泌にも影響を与えて、より満腹感を得ることができます。

※100g当たり　日本食品成分表2020年版（八訂）

オートミールについてもっと知りたい方はこちら

⇒今大注目！の「オートミール」を徹底解説！

おからパウダーの栄養価は？

おからとは、大豆から豆乳を絞った後に残った部分です。そして、おからパウダーは、生のおからを乾燥させて粉末状にしたものでクセの無い食材です（粉っぽさが気になる場合は微粉タイプがおすすめです）。畑の肉と呼ばれる大豆が原料であるため、タンパク質を多く含み、また、カリウムやカルシウム、鉄などのミネラルが豊富なだけでなく、食物繊維もしっかりと摂れるため腸内環境を整える働きもあります。

※100g当たり　日本食品成分表2020年版（八訂）

トマト×チーズで栄養価ＵＰ！

トマトに含まれる代表的な機能性成分は、リコピンです。リコピンは高い抗酸化作用をもつため、体内で発生する活性酸素を除去し、体の酸化を防いでくれます。このリコピンの吸収を高めるためには、トマトを加熱すること、そして油と一緒に摂取することがポイントです！リコピンは脂溶性の成分であるため、オリーブオイルなど適度な油と一緒に摂ることは大変理にかなっています。ピザに乗せるチーズは100ｇ当たり約30ｇの脂質を含むため、摂り過ぎるとエネルギーが高くなり注意が必要ですが、リコピンの吸収が上がるため良い組み合わせだと言えます。

「オートミールとおからパウダーでつくるピザ」レシピ

材料（2人分）

＜ピザ生地＞

• オートミール　　　　60g
• おからパウダー　　　10g
• 水　　　　　　　　　100㎖
• 塩　　　　　　　　　少々

＜具材＞

• ピザソース　　　　   適量
• 玉ねぎ　　　　　　　お好み
• ツナ缶　　　　　　   お好み
• ピーマン　　　　　   お好み
• ピザ用チーズ　　　   適量

作り方

1. 耐熱ボールにオートミールと水を入れ、レンジで1分加熱する
2. 1におからパウダーと塩を入れて混ぜ、よく捏ねる
3. 2をオーブンシートの上に乗せ、薄く伸ばす
4. ピザソースを3に塗り、具材をトッピングする。チーズは一番上にのせましょう！
5. 200度のオーブンで約15分焼き、こんがり焼き色が付いたら完成！

ピザは大きく1枚にしても、小さく複数枚にしてもOKです！お好みのサイズで作ってみてくださいね。お好きな具材をトッピングしてアレンジも楽しめます♪今年のクリスマスは、体に優しいピザ作りを楽しんでみてはいかがですか？