12月に入りいよいよ街中もクリスマスムードになってきましたね！
クリスマスというと、世間全体の雰囲気やプレゼントなども楽しみですが食も楽しみの一つですよね。そこで今回の食Doではクリスマスの食と言えばまず思い浮かべる「チキン」についてその種類やクリスマスにオススメのレシピをご紹介します！
鶏の胸に当たる部分で鶏肉の部位の中でも脂肪が少なく、高たんぱくです。柔らかくて白っぽく、味は淡泊なところが特徴です。どんな料理にも使いやすく蒸し鶏や茶わん蒸しなど蒸しものや、揚げ物、焼き物など万能に使用できます。淡泊な味わいなので味を加える料理が向いていて下味をつけたりソースをかけたりするのがおすすめです。
ただ、加熱しすぎるとパサッとしてしまうので注意が必要です。これを防ぐために下処理に塩麴を使用するのもおすすめで、タンパク質を分解し、しっとりさせ、そしてうまみもアップします。
ちなみに、コンビニなどで見かける機会の多いサラダチキンもむね肉です。低脂質、高たんぱくなむね肉はダイエット中やトレーニングを行っている方でも安心して食べられますね。
鶏の脚からももの付け根の部分で筋肉質なため厚みがありジューシーです。もも肉を使った代表的な料理が唐揚げでしょう。また煮物に使えば出汁の役割も果たしてくれます。ジューシーな味わいのもも肉は味を加えるより素材の味を生かした調理法がおすすめです。
ただ脂肪分によるエネルギー量が心配な場合には皮を取り除いて調理しましょう。鶏の照り焼きなど焼いて調理をする際には皮が縮みやすいのでフォークでよく刺してから調理するのもポイントです。
鶏むね肉、鶏もも肉それぞれ特徴はありますが肉類としては基本的に低脂質、高たんぱくでありビタミン類も摂ることができる鶏肉。クリスマスにオススメの調理法をご紹介します！
ブロッコリーやトマト、ニンジンなども一緒に調理すれば彩りもさらに良くなってクリスマスにぴったりの一品が出来上がります！
今年のクリスマスは手作りチキンで迎えてはいかがでしょうか？
著者紹介
特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け！
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する
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監修：日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫
