暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は、暑い日でも美味しく食べられる、今海外で大人気の「アボカドプディング」をご紹介させていただきます!
まずは、「アボカドプディング」とはどのようなスイーツなのかみていきましょう!
アボカドプディングは、今海外で大人気のスイーツです。SNSを中心に広がり、アボカドを使った珍しいスイーツとして話題となっています。プディングとは、イギリスに古くから伝わる家庭料理で、蒸し料理全般を指しており、いろいろな種類のプディングがあります。プディングと聞くとプリンの様に固まったものを想像しますが、今回ご紹介するのはペースト状のクリームのようなプディングとなっています。
アボカドプディングは、栄養豊富な食材として知られている、アボカドとアーモンドミルク、きび砂糖を主に使用したスイーツです。動物性の食材を使っていないことから、ヴィーガンの方でも安心して食べることができます。トッピングとして、今回はスーパーフードでおなじみのチアシードを使っています。その他にもナッツやココナッツチップなど好きなものを乗せてアレンジを楽しむことができます。何よりとっても簡単に作ることができるので、デザートやおやつだけでなく、暑い夏の朝食にもおすすめのスイーツです。
ここからは、魅力たっぷりのアボカドプディングの健康効果についてみていきましょう。
アボカドプディングで使用するメイン食材は「アボカド」です。実は、アボカドはギネスブックに「最も栄養価が高い果物」として紹介されるほど栄養価の高い食材であり、1個でご飯お茶碗1杯分(約230㎉)と同等のエネルギーを摂取できるといわれています。
栄養素としては、タンパク質や脂質、糖質、食物繊維、カリウム、葉酸、ビタミン B 群、ビタミン E 、ビタミン Kなど身体に必要な栄養素が豊富に含まれています。1つの食材でこれだけたくさんの栄養素をとることができる、とても優秀な食べ物です。
野菜や果物に多く含まれており、果物の中では含有量第1位です。
カリウムは余分な塩分を排出してくれる働きがあるため、血圧やむくみが気になる方に役立つ栄養素です。塩分の多い食事をするときには一品加えてみるといいですね。
便秘の解消や腸内環境の改善に役立つだけでなく、血糖値の急激な上昇を防いだりコレステロールの吸収を抑える働きがあります。
アボカドは「森のバター」といわれるほど、脂質を豊富に含む食材です。アボカドに含まれる脂質は、そのほとんどが不飽和脂肪酸であり、中でもオレイン酸を多く含みます。オレイン酸はオリーブオイルにも含まれる脂肪酸で、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを下げてくれる働きがあります。ただし脂質が多い分、野菜や果物の中では高カロリーなものに分類されるため、食べすぎはカロリーオーバーの原因になります。1/2個程度を目安に食べることをおすすめします。
アボカドプディングのメイン食材として、アーモンドミルクも重要です。アーモンドミルクとは、アーモンドを原料として作られる飲料で、牛乳、豆乳に次ぐ「第3のミルク」として注目されています。アーモンドミルクは低糖質、コレステロールゼロ、であるためカロリーが低く、ビタミンEを豊富に含むことから抗酸化作用も高いという特徴があります。
今回ご紹介するレシピでは、甘味として「アガベシロップ」を使用しています。植物性の素材なのでヴィーガンの方でも安心して飲むことができます。
アガベとは、メキシコを中心に分布している多肉の植物で、「テキーラ」の原料として知られています。そのアガベからとれる天然のシロップが「アガベシロップ」です。GI値(食後、血糖値がどれだけ上昇するかを示す値)が低く、血糖値の上昇を緩やかにするほか、甘みが強いため使う量が少なくて済み、糖質制限もしやすい特徴があります。
トッピングは素焼きのアーモンドやクルミ、カットしたアボカドなどを乗せるなどのアレンジもおすすめです!お家でもとても簡単に作れるので、ぜひ一度チャレンジしてみて下さいね♪