レッツ!手作りお弁当!第1弾 ~おにぎりの基本~

レッツ!手作りお弁当!第1弾 ~おにぎりの基本~

今回からのテーマは、「レッツ!手作りお弁当!第1弾 ~おにぎりの基本~」です。
毎日持っていくお弁当、またこれからの時期ピクニックや遠足へ行ったり、海水浴などのレジャーや運動会など、お弁当を持っていく機会が多いのではないでしょうか。

このシリーズでは、楽しく美味しく、お弁当を作るコツについてご紹介していきたいと思います!第一弾は、おにぎりの基本についてです。

おにぎりの基本
おにぎりはただ握るだけ!とおもいますが、美味しいおにぎりを握るためには大切なポイントがあります。ぜひ毎日のお弁当の参考にしてみてください♪

おにぎりのご飯

  • 水控えめに炊こう
    ご飯の炊き上がりは、やや固めの仕上がりになるように、水加減を通常より少なめで炊くのがおすすめです。固めに炊くことで、後にご飯を切る時にご飯が潰れたり、ダマになるのを防いでくれます。また、お米の種類やその時の気温に合わせて、吸水時間を調節しながら炊き上げましょう。
  • 炊き上がったご飯を切り混ぜよう
    ご飯が炊き上がり、蒸らしを十分に済ませたら、ご飯をバットや大きめのお皿などにあけましょう。平らに広げることで、ご飯の間に残っている余分な水分が飛びやすくなります。そして米粒が離れるように、しゃもじを縦に使ってご飯を切っていきます。「ご飯を切る」ことによって、炊飯器の中で密着していたお米に空気の層が生まれ、握った際にふんわりとした口当たりになります。この時、ご飯を混ぜると粘り気が出てしまいますので注意してください。

手洗い、消毒しっかりと!

おにぎりを作る前には、必ず手洗いをしっかり行い、アルコールなどで殺菌消毒をしましょう。また手に傷などがある場合は必ず手袋をしてください。

おにぎりをすぐに食べない場合には、必ず手袋、またはラップをして握るなど直接触れることのないよう気を付けましょう。時間が経つと菌が繁殖し食中毒の原因になります。

手洗い、消毒しっかりと!

おにぎりの握り方

おにぎりの形は、大きく分けて「三角形」「俵形」「丸形」の3種類になります。一般に関東は三角形あるいは丸形、関西は俵形が多いといわれていますが、特にルールはありません。
初めにちょっと力を入れてキュッと握った後は、力を入れすぎずに握りましょう。このように握ることで外はしっかり、中は米が潰れずふんわり仕上がります。

握る前の準備
  1. 炊きたての熱々ごはんを器によそう。
  2. 手の指2本、もしくは3本の指の腹に塩をつけて、手を合わせて塩を手に馴染ませる。塩加減は好みによって調節する。
  3. 左手に器のごはんを取る。
  4. 右手をかぶせてごはんを包み込み、キュッと力を入れて丸く握る。
  5. 具を入れる場合、中央を指で押し、くぼみをつけて具をのせて、具を包み込む ように握る。

三角形のおにぎり

左手の手の平を「こ」の形にし、右手を「へ」の形にして握る。ごはんを数回、回転させ三角に握る。この時、ごはんの粒をつぶさないよう、力を入れすぎずに握る。

三角形のおにぎり

俵型のおにぎり

手を三角形のおにぎりを作る時よりも丸みを持たせた「こ」の形にし、右手の指で押さえながら、俵形に形を整え握る。ごはんの粒をつぶさないよう、力を入れすぎずに握る。

俵型のおにぎり

丸形のおにぎり

そのまま左手の手の平と、右手の手の平を合わせて軽く押さえ、おにぎりの外側の形を丸く整えていく。ごはんの粒を潰さないよう、力を入れすぎずに握る

丸形のおにぎり

ラップで握る場合

衛生面で気を付けたり手荒れ予防するためにラップを使うことがありますが、温かいご飯をラップにくるんでおにぎりを握り、そのまま包んでしまうと、ご飯の水蒸気が抜けずに食べる頃にはベタっとしてしまいます。

そのため、ラップでおにぎりを握った後は、一旦ラップを外して冷まします。お弁当として携帯する際は、再度新しいラップで包みましょう。

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する「裏食Do!」(アメブロ)Instagramなどもぜひお楽しみに!!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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