肌のビタミン 「ナイアシン」

肌のビタミン 「ナイアシン」

ナイアシンの特徴

二日酔いを予防する

ナイアシンは、アルコールの分解から生じて二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解に関わり、不足すると体内に長くアセトアルデヒドが残ることになり、その結果二日酔いなどの症状を招くことになります。そのため、飲酒量の多い人は積極的に摂取した方が良いとされています。

炭水化物、脂質、タンパク質の代謝を助ける

ナイアシンは生体の中に最も多く存在するビタミンで、全酵素の2割は補酵素としてナイアシンを必要としています。三大栄養素がエネルギーにつくりかえられる時に、補酵素として重要な役割を果たします。

血行を良くし、皮膚を健康に保つ

ナイアシンの摂取により血管が拡張、血行の改善がみられ、指先や顔、耳などがあたたかく感じることもあり、冷え性や頭痛などにも効果的です。また、皮膚や粘膜を健康に保ち、口内炎の緩和もします。

ナイアシンを多く含む食品

かつお、まぐろ、豚レバー、鶏のささみ など
ナイアシンを多く含む食品

取り過ぎると?

血流が増加して顔や首が赤くなったり、皮膚が炎症を起こして、かゆくなったり、ヒリヒリすることがあります。さらに進むと、嘔吐や下痢などの消化器の病気、肝機能障害などが起こります。

不足すると?

  • ペラグラ(皮膚炎、胃腸障害、神経障害)
  • 血行悪化、新陳代謝不良
  • 口内炎、口角炎

上手な取り方

ナイアシンは多くの食品に広く含まれていますが、特に魚やレバー、肉に豊富に含まれています。魚や肉はナイアシンの合成原材料であるトリプトファンも多いので、一石二鳥です。熱に強いので、偏りなく普通の食事をしていれば、欠乏症になることはまずないでしょう。

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著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する「裏食Do!」(アメブロ)Instagramなどもぜひお楽しみに!!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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