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食の概要 〜栄養素の基礎知識〜

炭水化物 脂質 タンパク質 脂溶性ビタミン 水溶性ビタミン ミネラル 食物繊維 その他

糖関連物質

食品化学、栄養学では食物繊維に分類されていますが、ファイトケミカルの一種です。

免疫力を高める 「β−グルカン」

β−グルカンの特徴

グルカンはブドウ糖を含む多糖類の一種で、さまざまな種類があり、大きくαとβの2種類に分類されます。なかでも免疫力を高める作用を持つβ-グルカンが注目を集めています。
β−グルカンの働き
  • がん細胞の発育抑制
    β-グルカンにはがん細胞の発育を抑制する働きがあると考えられています。特にアガリクス(ひめまつたけ)に多く、人気を集めています。化学的に合成された医療薬と違い、副作用がない点で抗がん薬として有望視されています。
  • 免疫力を高める
    β-グルカンは、免疫システムで重要な働きをする白血球に働きかけ、活性化させ免疫力をアップさせ、アレルギーの予防や改善にも効果があるといわれています。

β−グルカンを多く含む食べ物

β-グルカンはきのこに多く含まれており、糖の結合の仕方で分類され、それぞれ健康機能が異なります。β-グルカンはきのこ以外にも含まれており、パン酵母から抽出したものがサプリメントなどに利用されています。
−きのこのβ-グルカン含有量−
しいたけ 27.8g
まいたけ 21.5g
エリンギ 17.2g
ひらたけ 17.1g
ぶなしめじ 15.1g
なめこ 13.6g
β-グルカン

抗がん作用が注目される 「フコイダン」

フコイダンの特徴

こんぶやわかめといった褐色の海藻に含まれるヌルヌルした成分で、糖に硫酸などがつながった多糖類です。
日本でも有数の長寿県として知られる沖縄では、日常的に海藻をたくさん食べています。
よく食べられているこんぶやもずくなどの海藻には、フコイダンが特に多く含まれており、健康維持の要因の1つだと考えられています。
フコイダンの働き
  • 抗がん作用
    フコイダンは抗がん作用があります。がん細胞だけに直接効いて自滅に追い込むという特殊な作用があり、代替医療では抗がん剤としての利用も始まっています。
  • コレステロール低下作用
    フコイダンは食物繊維の一種であることから、腸内で余分なコレステロールや有害な物質をからめとって排せつしたり、免疫を高める働きもあります。生活習慣病やアレルギーの改善にも有効です。

海藻に含まれる多糖類の種類

フコイダンは、海藻に多く含まれる多糖類です。その海藻の種類によって含まれる多糖類が異なります。
いずれも水溶性の食物繊維で、健康効果が確認されています。
海藻 多糖類
こんぶ、わかめ フコイダン、アルギン酸
もずく フコイダン
てんぐさ カンテン
のり ポルフィラン
フコイダン
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