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シチュエーション別トラブル解決エコレシピ

味覚障害 女の子に多いトラブル男の子に多いトラブル男性に多いトラブル女性に多いトラブル女性に多いトラブル

長女の咲ったら、最近、調味料をたくさんかけて食べているのよね。 味覚障害でないと良いけれど…。心配だわ。
予防法などをよく知っておきたいわ。
味覚障害ってどういうものをいうの?
味覚障害とは、食べ物や飲み物の本来の味(甘味、苦味、旨味(うまみ)、酸味、塩味など)を感じることができない状態のことをいいます。食事の楽しみが奪われるだけではなく、食欲が低下して食事量が少なくなったり、食事の内容が偏って栄養素が偏ったりします。
また、料理の味が濃くなることがあり、例えば、料理の塩分が多くなって高血圧の要因になるなど、全身の健康に影響を及ぼすこともあります。
どんな症状があるの?

味覚障害の主な症状として、

  • 味を薄く感じたり、まったく感じなかったりする(無味症)
  • 本来とは違う味を感じる(異味症)
  • 何を食べても嫌な味がする(悪味症)
  • 何も食べていないのに、常に変な味を感じる
    (自発性異常味覚)
  • 特定の味だけを感じられなくなる(解離性味覚障害)
  • 舌や口の中の特定の場所が味を感じない(部分的味覚障害)
などがあります。
症状
     
 

健康管理士からのワンポイント★
『味を感じるしくみ』


私たちの口の中には、食べ物の味を受けとる「味細胞(みさいぼう)」と呼ばれる細胞がたくさん存在しています。
その「味細胞」が複数集まり、花のつぼみのような形をしているのが「味蕾(みらい)」です。舌の表面にあり、味を感じるセンサーとなっています。
健康管理士からのワンポイント

−味蕾−
味蕾

それぞれの「味細胞」の先には「微絨毛(びじゅうもう)」というものがあり、唾液に溶け込んだ味の成分をとらえています。味の情報は、「味細胞」で電気信号に変えられ、神経を通って脳へと伝わります。
「味蕾」の数は、年齢、栄養状態などによって変わりますが、成人で約7,500個といわれています。また、「味細胞」は新陳代謝が活発で、10〜12日という短いサイクルで新しい細胞と入れ替わっています。このとき「亜鉛」が必要になります。
「味細胞」の新陳代謝が活発なため、味覚は、歳をとっても嗅覚や聴覚に比べて衰えにくいのですが、「味蕾」の数が減少するため、味覚は低下していきます。高齢者が濃い味付けを好むようになるのはこのためです。
 
     
何が原因なのかしら?
味覚障害は、さまざまな原因で起こります。

  • 亜鉛」の摂取不足
    ダイエットや偏食などで、「亜鉛」の摂取量が不足すると、「味細胞」の新陳代謝がうまくいかなくなります。この状態が長期間続くと、「微小毛」が壊れてしまい、味覚障害の原因となります。
  • 薬の影響
    服用している薬が「亜鉛」と結びつき、そのまま体外に出されてしまうことがあります。この場合、「亜鉛」をたくさんとっていても不足してしまいます。
    また、薬の副作用で唾液の分泌量が減ると、唾液に溶けている味成分を「味細胞」がとらえる量も減るため、味を感じにくくなります。そのほかにも、唾液の分泌量が少なくなることで、舌炎を起こしやすくなり、「味蕾」がダメージを受けます。
  • 心因性
    若い人の味覚障害には、ストレスやうつ病などが背後に隠れていることがあります。検査では味覚に異常がない場合もあり、特にうつ状態の時には味覚が低下し、何を食べてもおいしく感じられないということもあります。
  • 全身の病気
    糖尿病やバセドウ病、ネフローゼ症候群など、全身に影響する疾患があると味覚障害が起こりやすくなります。
  • 嗅覚障害に伴うもの(風味障害)
    味覚を感じるしくみには障害はないのですが、においがわからなくなることで、味もわからなくなることがあります。
  • 風邪に伴うもの
    亜鉛」は、風邪などのウイルスと闘う抵抗力と免疫力の働きを高める効果があります。風邪のウイルスが「味細胞」や「嗅細胞」にダメージを与えたり、風邪で「亜鉛」の消費量が増えることで味覚障害が起こることがあります。
  • 食品添加物によるもの
    ソーセージやハム、かまぼこなど、「つなぎ」の働きをする「ポリリン酸」、酸味料としてのほか、タンパク質の変質防止に使われる「フィチン酸」、アイスクリームやケチャップなどに使われる増粘多糖類の「カルボキシメチルセルロース」、そのほかにも「重合リン酸」などが、体内で「亜鉛」と結びつき吸収を阻害するといわれています。
  • その他
    顔の片側が動かなくなる「顔面神経麻痺」、「聴神経腫瘍」で味を感じる神経に異常が起こった場合、味覚障害が起こることがあります。
どうしたら予防できるの?解消法は?
味覚障害の原因はさまざまですが、一番多い「亜鉛」不足にならないためには、食事できちんと「亜鉛」を摂取することが大切です。
亜鉛」の1日の必要量は10〜13mgとされていますが、平均的な和食では、9mg程度しか摂取できないため、日本人は常に「亜鉛」不足といえます。

食事

亜鉛は、魚介、肉、海藻、野菜、豆類などに含まれています。代表的な食べ物といえば牡蠣が有名です。
味覚障害は、栄養バランスが乱れ、ビタミンB群鉄分 などが不足することなどが原因で発症することがあります。ビタミンB群は粘膜の健康維持を促進するため積極的にとりましょう。
また、皮膚や粘膜の働きを正常に保つ働きがあるビタミンAもとりましょう。

−食べ物 100g中の「亜鉛」含有量(mg)−
食べ物 亜鉛含有量 食べ物 亜鉛含有量
牡蠣(養殖、生) 13.2 たらばがに(ゆで) 4.2
うなぎ(かば焼) 2.7 ほたて(生) 2.7
牛肩ロース 4.6 豚レバー 6.9
納豆 1.9 切干しだいこん 2.1
たけのこ(ゆで) 1.2 ごぼう(ゆで) 0.7
ほうれんそう(ゆで) 0.7 小麦はいが 15.9

亜鉛」の吸収を促す要因として、ビタミンCやクエン酸があります。
レモンはビタミンCとクエン酸を含むので、生牡蠣+レモンの組み合わせは「亜鉛」を効率よく摂取できます。ビタミンCは果物や緑黄色野菜に、クエン酸はお酢や梅干しなどに多く含まれています。
一方、「亜鉛」の吸収を妨げる要因としては、食物繊維、タンニン、カルシウム、食品添加物の取り過ぎがあります。


<食事以外で日常にできる予防>

味覚障害を予防する生活を心がけましょう。

お酒はほどほどに

亜鉛」はさまざまな代謝に関わっていますが、アルコールの分解にも関わっています。
お酒を多量に飲むと、アルコールの分解のために「亜鉛」がたくさん消費されることになります。

過激なダイエットはしない

食事が偏ると、「亜鉛」の摂取量も少なくなります。
また、過度に激しい運動をすると「亜鉛」の消費量が多くなります。 食事はバランスよく食べること、適度な運動を心がけましょう。

     
 
管理栄養士・健康管理士からのエコアドバイス

★ 管理栄養士・健康管理士からエコアドバイス★


ほたてのは11〜3月、ほうれん草の旬は12〜2月です。
ほたてには、「亜鉛」のほか、イライラを抑えるカルシウム、貧血を防ぐ鉄、高血圧を防ぐカリウムなど、豊富な栄養成分が含まれています。
中でも、特に多いのがタウリンで、血圧やコレステロールを下げるだけでなく、疲労や視力の回復に効果があります。
また、タンパク質が豊富で、脂肪は少ない低エネルギー食品です。
ほうれん草も、栄養価の高い野菜で、妊娠初期に特に必要な葉酸、貧血を防ぐ、強い抗酸化作用を持つカロテノイドの一種のルテイン、同じく抗酸化作用を持つグルタチオンなどのほか、根元の赤い部分には骨の形成にかかわるマンガンが多く含まれています。
また、「亜鉛」の吸収を促すビタミンCも含まれているので、相乗効果が期待できます♪
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味覚障害を解消するオススメエコレシピ
<ほたてとほうれん草のグラタン>
亜鉛がたっぷりで低エネルギーのほたてを使って、カロリーが気になるグラタンを作ってみましょう。
ホワイトソースと具材を、一つの鍋で気軽に作れるレシピをご紹介します。
レシピイラスト
材料(4人分) 分量
ほたて
(生、ゆで、どちらでも可)
200g
塩、こしょう@ 少々
小麦粉@ 適量
マカロニ(乾燥) 適量
(一つかみ程度)
ほうれん草 2/3束
しめじ 1/2株
たまねぎ 1/2個
サラダ油 適量
バター@ 大さじ1
バターA 大さじ4
小麦粉A 大さじ5〜6
塩、こしょうA 適量
ピザ用チーズ 適量
パン粉 適量
(A) 牛乳 1カップ
生クリーム 100cc
コンソメスープの素 1個(100ccのお湯で溶かす)
<作り方>
  1. マカロニを塩ゆでし、ほうれん草もゆでて水に取り、水をきって食べやすい大きさに切っておく。しめじは石づきを切ってほぐしてから下ゆでしておく。たまねぎは薄切りにする。ほたては水気をふいて、塩、こしょう@をし、小麦粉@を薄くまぶしておく。
  2. (A)を混ぜて温める。このとき、沸騰させないように注意すること。
  3. フライパンにサラダ油を熱して、ほたてをソテーする。一旦取り出して、同じフライパンにバター@を足してたまねぎを炒める。
  4. たまねぎがしんなりしたら、バターAを加えて、小麦粉Aを振り入れ、ダマにならないようになじませながら、弱火で炒めていく。なじんだら、2.の(A)を少しずつ加え、混ぜながら煮る。
    お好みのやわらかさになったら、塩、こしょうAで味を調え、火を止める。
  5. 4.に、1のマカロニ、ほうれん草、しめじと、3.でソテーしたほたてを入れ混ぜ合わせ、グラタン皿に入れ、ピザ用チーズとパン粉をのせる。アルミホイルをかぶせてオーブントースターで3分、その後、ホイルを取って、焦げ目がつくまで焼いたら、できあがり♪
缶のホワイトソースを使ったら、より手軽にできそうね!
マカロニを入れずに作ると、カロリーダウンできそうだわ。
いろいろ、工夫して、おいしさを追及してみようっと♪
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