黒豆茶を飲んでほうれい線予防

黒豆茶を飲んでほうれい線予防

ほうれい線ってどういうもの?

ほうれい線は、しわと異なり、頬と口周りの境界線のことで、医学的には鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれます。

主に、加齢に伴い中年以降に目立ち始めますが、近年では若い世代でも増えてきています。

ほうれい線の深さは、見た目年齢を大きく左右してしまうので、ケアがとても大切です。

ほうれい線の女性

どんな症状があるの?

ほうれい線は、鼻の両脇から唇の両端に線が現れます。放置すると、どんどん溝が深くなってしまいます。

症状

ほうれい線の原因は?

ほうれい線の主な原因は、加齢や紫外線によってコラーゲンなどが減少して肌の弾力が低下したり、表情筋・皮下組織が衰えて肌がたるむことです。その他、乾燥肌やストレス、睡眠不足なども原因となります。

 

どうしたら予防・対策ができるの?

ほうれい線を予防するためには、普段の生活の中で以下の事項に気を付けるようにしましょう。

生活習慣

  • 紫外線をカットするようにしましょう
  • 顔の筋肉である表情筋を鍛えるようにしましょう
  • スキンケアでは、十分な保湿を心掛けましょう
  • ストレスをためないようにしましょう
  • 睡眠をしっかりととりましょう

健康管理士からのワンポイント
『舌回し体操』

顔は、多くの筋肉が相互に作用しています。
舌を回すことで表情筋を鍛え、ほうれい線を予防しましょう。

方法
  1. 口を閉じた状態で左回りに舌を歯に沿ってゆっくりと回す。20~50回行う。
  2. ①と同じように右回りに20~50回行う。
  3. ①と②を3セット行う。
舌回し体操

食事

  • 肌を若々しく保つためにも、バランスの良い食生活を送りましょう
  • 抗酸化作用がある食材を積極的に摂取するようにしましょう
  • しっかりと咀嚼することで、顔の筋肉である表情筋を鍛えましょう

おすすめ健康レシピ

黒豆茶

黒豆茶

黒豆茶は、アンチエイジングや美肌作用のほかにもダイエットや更年期障害の緩和、骨粗しょう症予防などに働く健康茶です。

今回は、黒豆を使って、黒豆茶を作ってみましょう♪

管理栄養士・健康管理士からアドバイス

ほうれい線予防におすすめの食材は黒豆で、旬は、9月~11月です。

黒豆は、黒大豆ともいわれ、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを多く含みます。

アントシアニンは、コラーゲン合成促進や抗酸化作用があるため、肌の老化を防止する働きがあります。

また、アントシアニン以外にも黒豆に含まれるビタミンEや大豆サポニンなども抗酸化作用があります。

材料(1人分) 分量
乾燥黒豆      20g
熱湯        150cc

エネルギー(1人分):58kcal

作り方

  1. コップに乾燥黒豆を入れて、レンジで1分半~2分加熱する
  2. ①に90℃に冷ました熱湯を注ぎ、お皿などでふたをして5分蒸らして完成♪

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する「裏食Do!」(アメブロ)Instagramなどもぜひお楽しみに!!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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