肺がんにおすすめのレシピ

肺がんにおすすめのレシピ

肺がんってどういうもの?

喫煙者肺がんは肺の気管、気管支、肺胞の一部の細胞が何らかの原因でがん化したものです。肺がんは喫煙との関係が深いがんですが、たばこを吸わない人でも発症することがあり、そのリスクはたばこの副流煙を吸うことによる受動喫煙によって上がります。
現在、肺がんは日本人のがんにおける死亡数ワースト1位です。リスク低減のためにも、禁煙を心掛けましょう。

肺がん

<日本人のがん死亡数統計>

1位:肺がん
2位:大腸がん
3位:胃がん
(2018年 人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部))

どんな種類や症状があるの?

肺がんは大きく分けて「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」に分類することができます。
さらに、非小細胞肺がんは「腺がん」、「扁平上皮がん」、「大細胞がん」に分けることができます。

小細胞肺がん

肺がんの約15~20%を占め、増殖が速く転移をしやすい悪性度の高いがんです。
しかし、非小細胞肺がんよりも抗がん剤や放射線治療の効果がでやすいといわれています。

非小細胞肺がん

小細胞肺がんでない肺がんの総称で、肺がんの約80~85%を占めます。
「腺がん」は肺がん全体の約60%を占め最も発生頻度の高いがんとなっています。次に多いのが扁平上皮がんです。喫煙との因果関係が最も深いがんです。

-肺がんの分類-

大分類 組織分類 多く発生する場所 特徴
小細胞肺がん 小細胞がん 肺門部、肺野部 ・喫煙との関連が大きい
・転移しやすい
非小細胞肺がん 腺がん 肺野部 ・女性に多い
・症状がでにくい
扁平上皮がん 肺門部 ・喫煙との関連が大きい
大細胞がん 肺野部 ・増殖が速い

肺の部位

肺がんの一般的な症状

  • 長引く咳
  • 血痰
  • 胸痛
  • 呼吸時のぜーぜー音
  • 息切れ
  • 声のかすれ

肺がんの一般的な症状は、呼吸器疾患の症状と区別がつかないことが多いため、以上のような症状を認める場合には、医療機関の受診をおすすめします。
肺がんの症状

肺がんの原因は?

喫煙

喫煙者の方が肺がんでの死亡する危険度は、非喫煙者の4~5倍ともされており、喫煙が肺がんを発症させる原因となっている事は明らかだと言えます。

喫煙

健康管理士からのワンポイント
『喫煙指数とは?』

喫煙によりがんを発症する危険度の目安となる喫煙指数(ブリンクマン指数)というものがあります。

 「喫煙指数 = 1日の本数 × 喫煙年数」
例.  20本 × 20年 = 400
  • 400以上:肺がんが発生しやすい
  • 600以上:肺がんのリスク高値
  • 1200以上:咽頭がんのリスク高値

喫煙指数が高い人は一刻も早く禁煙をおすすめします。

大気汚染やアスベスト

喫煙以外にも、大気汚染やアスベスト等も肺がんのリスク因子とされています。
有害物質を扱う職に就いている方は、一般の方よりも肺がんのリスクを抱えています。
定期的な検診を欠かさないようにしましょう。

どうしたら予防できるの?

禁煙

禁煙肺がんの予防は、なんと言っても禁煙です。たばこには発がん物質を多く含む「タール」が含まれています。たばこによってタール量が異なりますが、単にタール量の低いものを選べばいいというわけではありません。たばこ1本をどこまで吸うかにもよります。タール量の低いたばこを選択しても、1本を吸えるぎりぎりのところまで吸っていたり、吸う本数が増えてしまえば害を軽減することはできません。禁煙を目指しましょう。
禁煙

運動

がん予防のためには、免疫機能の改善や発がんリスク低減のために「適度な運動」がすすめられています。ウォーキングやジョギングをする習慣をつくりましょう。

食事

野菜や果物不足に気をつけ、バランスのとれた食事を心掛けましょう。
また、がん予防には、細胞を傷つける活性酸素の働きを防ぐために、抗酸化作用のある食品をとることがよいとされています。下記の栄養素を含んだ食品を積極的にとりましょう。

積極的に取り入れたい栄養素
栄養素 作用 主な食材
ビタミンC 抗ストレス作用 赤ピーマンレモン、いちご、キウイフルーツ など
プロバイオティクス 腸内環境を整える 納豆、ヨーグルト、キムチ、ぬか漬け、味噌 など
プレバイオティクス 善玉菌のエサになる はちみつ、オリゴ糖、果物 など

おすすめ健康レシピ

かぼちゃとほうれん草のスープ

かぼちゃとほうれん草のスープ

かぼちゃ同様、ほうれん草にもビタミンA、E、Cが豊富に含まれ、抗酸化作用の高い食品です。
かぼちゃとほうれん草を使って今回はスープを作りましょう♪
簡単に、そして美味しく抗酸化作用の高いビタミンを補給しましょう!

管理栄養士・健康管理士からアドバイス

今回はかぼちゃを使った料理をご紹介します!
かぼちゃの旬は7月~11月です。
かぼちゃは糖質の量も多いためエネルギーが高く、食べ過ぎは禁物ですがビタミンA、ビタミンC、ビタミンEやその他ミネラルを多く含む非常に栄養価の高い食品です。この3種のビタミンはビタミンACE(エース)と呼ばれます。これらを同時に摂取することで、相乗効果が得られ、優れた抗酸化力を発揮します。

材料(2人分) 分量
かぼちゃ 1/4
ほうれん草 半束
牛乳 200cc
お湯 30cc
コンソメブイヨンキューブ 1個
少々

エネルギー(1人分):180kcal

作り方

  1. かぼちゃは種とヘタを取り1口大にカットし、ラップをかけ電子レンジで7~8分柔らかくなるまで加熱する。
  2. ほうれん草はざく切りにし、レンジで2分加熱し柔らかくしておく。
  3. お湯にコンソメキューブを入れ、溶かしておく。
  4. 1.、2.、3.と牛乳をすべて合わせてミキサーにかける。
  5. 4.を鍋に移し温め、塩で味を調える。
  6. 器によそい、お好みでパセリをかけたら完成♪

著者アイコン著者紹介

特定非営利活動法人 日本成人病予防協会
全国各地で様々な対象者の方向けの講演会を行ったり、執筆活動を行うなど精力的に活躍する当協会の健康管理士、管理栄養士が担当しております。
それぞれ得意の分野を活かし、今知りたい「食や健康」をお届け!
毎月の食Doのテーマや、食Do執筆の裏側を公開する「裏食Do!」(アメブロ)Instagramなどもぜひお楽しみに!!
監修:日本成人病予防協会 会長 医学博士 片野 善夫          

       
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